石川県の地形は南西から北東に向かって細長く、北部は能登半島となって日本海に突き出ている。
県庁所在地の金沢市、南部に加賀市があり、金沢は江戸時代、加賀百万石と言われた日本でも有数の城下町。昔からの風情が残る石川県には加賀友禅、陶磁器の九谷焼、漆器など数々の伝統工芸品が残る。
金沢市には日本三名園の回遊式庭園、兼六園があり、冬には樹木を雪の重みから守る雪吊りは冬の風物詩。加賀友禅会館では加賀友禅染め体験の伝統文化に触れる体験ができる。
金沢城公園の金沢城跡には江戸期から残る、石川門、三十間長屋、鶴丸倉庫の他、復元された建物、多くの種類の石垣、玉泉院丸庭園がある。
また、金沢市には情緒ある花街として栄えた、金沢三大茶屋街のひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町（かずえまち）茶屋街や、長町武家屋敷跡などがある。
加賀市には片山津温泉、山代温泉、北陸随一の古湯、粟津温泉、七尾市には和倉温泉がある。
