内陸に位置する岐阜県は、北部に位置する飛騨エリアと南部の美濃エリアに分けられる
飛騨を代表する観光地の高山市は春と秋の2回(各2日間)高山祭が開催される。
北西に位置する(白川村)白川郷は、冬に豪雪地帯になることや、昔、家屋の屋根裏で蚕のスペースが必要であったことなどから、勾配の急な茅葺屋根を特徴とする合掌造りの集落があり、富山県(五箇山)とともに世界文化遺産に登録されている。
美濃市は約1300年の歴史を誇る美濃和紙で知られる。中でも、「本美濃紙」の技術はユネスコ無形文化遺産に登録されており、国内外のさまざまな所で採用されている。
美濃和紙の里会館や美濃市駅周辺では、体験や制作現場の見学、販売などもある。
その他、陶磁器”美濃焼”で知られている。
岐阜市では約1300年の歴史をもつ長良川の鵜飼が有名で、鵜匠(うしょう)が舟上から鵜を操り鮎を獲る伝統の漁法を船から見学することができる。
岐阜城がある金華山へはロープウエーで行かれ、長良川がよく見える。
郡上市は郡上の夏の風物詩で江戸時代から400年以上続く盆おどりが30夜以上おこなわれる郡上おどりが開催される。