瀬戸内海に面した広島県。県庁所在地、広島市は県西部に位置し路面電車が走る。
広島城の現在の天守閣は、１９５８年に復元された五層五階からなり、一層から四層は資料館となっており、甲冑や刀剣などが展示、五層にあたる最上階は展望室になっている。
広島県には「原爆ドーム」「厳島神社」２つの世界文化遺産があり、原爆ドームは核兵器廃絶と恒久平和の誓いのシンボルとして１９９６年登録された。広島平和記念公園には、広島平和記念資料館や平和の鐘など、世界平和への願いが込められた祈念碑がある原爆ドーム前を流れる元安川（もとやすかわ）。船乗り場からは世界遺産航路で宮島まで移動ができる。（JRや路面電車での移動は宮島口からからフェリーで５分、宮島へ）
日本三景の一つ宮島。厳島神社は、潮が満ちてくると大鳥居や社殿が浮かんで見える光景は幻想的で、干潮時には高さ１６mの大鳥居まで歩いて参拝できる。
境内には天照大神の娘である三女神（さんひめ）が祀られている。御本社をはじめ、朱色の美しい東回廊、西回廊、大鳥居の撮影スポットの高舞台など、２０棟余りの社殿が配置されている。
南西部に位置する呉市は明治期海軍が設置され造船で栄えた街。観光名所の大和ミュージアムは１０分の１サイズの戦艦「大和」の展示や、てつのくじら館では使用していた潜水艦の中に入ることができる。
グルメでは、牡蠣、もんじゃ、もみじまんじゅう、レモンなどがある。
